ストレッチを正しく使い分けできていますか?柔軟体操のウソと本当
こんにちは!!
メディカルトレーナーのまさゆきです!!
突然ですが、
あなたは普段ストレッチをする時に
場面によってストレッチの種類を使い分けていますか?
ほとんどの人が
いつも同じ種類のストレッチをしている
または 正しく使い分けてストレッチが
出来ていない可能性があります。
練習前、練習後、試合前、試合の合間、夜寝る前
ストレッチするタイミングがあり、
それぞれ目的が異なります。
今回はそのタイミングごとの
ストレッチの違いについて、
読むだけでわかる正しいやり方をお教えします!!
この内容を知らずに間違ったやり方で
取り組み続けると、
怪我に繋がって バスケができなくなって
しまう事にもなりかねます。
ぜひ正しいストレッチを覚えて、
毎日の練習の質を上げて
上達に繋げていきましょう!!
部活をしている学生という設定で、
1日を通して見ていきます!
1)朝練をする前のストレッチ
朝もストレッチはした方が
良いです。
するストレッチとしては、
あまり大きな動きをして伸ばし過ぎず
軽く伸ばす程度でおこないましょう!
できるなら、少しランニングを交えて
温めながら
ストレッチするのがベストです!
ここで注意してほしいのが、
寝起きの体はすごく硬くなっているので、
急に最大まで伸ばしてしまうと筋肉が傷つくなど
怪我の原因になり得ます。
徐々に最大の動きに近づける意識で
いきましょう!!
2)午後の練習が始まる前のストレッチ
(試合前も同様)
午後以降のストレッチは、
なるだけ動きを交えた
ストレッチをおこないましょう!
バスケで必ず使うピボットや
切り返しの動きにも対応できるように、
長~くゆっくり伸ばすのではなく、
ブラジリアン体操などリズミカルな
ものを主体でやっていきましょう!
覚えておいて欲しいのが、
運動の前は時間を長くかけたストレッチ(スタティックストレッチ)をしてはいけません!!
このスタティックストレッチを運動前におこなっても、
怪我のリスク予防にはならないという研究結果があります。
実際に動き出した時に力を発揮できるように、
動きの中で伸ばしていく事がいちばん効果的です!
ついでにバスケでの動きもイメージしながら
おこなうのも良いですね!!
3)部活が終わって、ダウンのストレッチ
激しい運動が終わったあとには、
動的なストレッチはおこなわずに
ゆっくりと時間をかけた
ストレッチをしていきましょう。
緊張して収縮をし続けた筋肉を緩めていく
ようなイメージです!
ここで1つ注意してほしいのが、
打撲や筋疲労などで痛みが出ている部位を
むやみに伸ばさないという事です!
違和感や痛みが生じてる時にとりあえず
ストレッチをするのではなく、
アイシングをして
一旦落ち着かせましょう。
よく痛みがある場所をさらに伸ばして
傷つけてしまう人がいますが、
治癒に影響を与えかねないので
安静にして冷やすのがおすすめです。
4)夜の入浴後、または寝る前のストレッチ
夜のストレッチの効果をあげると、
・筋肉の休息
・睡眠誘導
・痛めた部位を整え治癒の
準備をする
・代謝を上げる効果
・関節の可動域を広げる
があげられます。
ここでは、時間をゆっくりかけておこなう静的なストレッチを
しましょう。
関節の硬い人はここが伸ばすチャンスです。
自分が伸ばせる範囲のギリギリ痛みが
出ないあたりで止めて、
呼吸をしながらおこないましょう!
静的なストレッチは、休息と睡眠にはたらく
副交感神経を促進させるので、
快眠や身体の回復にはうってつけです。
毎日練習をがんばるのも大事なことですが、
毎日ケアをして回復させることも同じくらい
必要な事なので、
これからはこのブログで紹介した
正しいストレッチ方法で予防と回復を
はかってみてください!
体格差を埋めるためには
こういった地道な事にも
気をくばって取り組んでいきましょう!